国際ニュース|イラン大統領「イスラム諸国どうしの対立はイスラエルを利する」/トランプ米大統領がCIAにベネズエラでの作戦を許可
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イランのペゼシュキヤーン大統領
イランのペゼシュキヤーン大統領は「イスラム諸国は一つの体のように、平和と兄弟愛の道を歩むべきだ」と述べました。
【ParsToday国際】ペゼシュキヤーン大統領は、アフガニスタンとパキスタン間で最近起こった軍事衝突について、「兄弟でありムスリムであり隣国である両国の間で起こったこの出来事は、地域全体の国々、特にイランにとって大きな懸念と深い悲しみを引き起こした」と述べました。
その上で、「イスラム諸国どうしでの対立や争いは我々の願いではなく、シオニストという敵による陰謀の結果である」「イスラム共同体の敵は常に、ムスリム諸国の分裂と弱体化を目指してきた」と指摘しました。
また、「地域はこれまで以上に平和、協力、そして協調を必要としている」とし、「我々は、アフガニスタンとパキスタンの両政府と国民が知恵と洞察を持って、合意と対話の道を歩み、再び友好、協力、そして相互信頼の道を選ぶと確信している」と述べました。
米、ガザに国際部隊派遣検討
ある米高官の話によると、同国政府が5カ国と協議を行い、ガザに国際的な治安維持部隊を派遣する計画を立てているということです。この匿名の高官は「現在、我々はガザの基本的な安定を築くことを目指している」と述べ、国際的な治安維持部隊の設立に言及しました。また、別の匿名の関係者は、米国がこの計画について協議している国として、インドネシア、アラブ首長国連邦、エジプト、カタール、アゼルバイジャンの名前を挙げました。
ハマス、人質2人の遺体を引き渡し
アルジャジーラの報道によると、ハマスの軍事部門であるカッサーム旅団が、イスラエル人人質2名の遺体をガザ市内の国際赤十字委員会に引き渡したということです。ハマスは、人質交換と停戦に関するすべての合意を遵守していると強調しています。
米B52爆撃機が、ベネズエラ近海を飛行
一部報道によると、米B52爆撃機3機が、ルイジアナ州バークスデール空軍基地からベネズエラ近海に向かい、「マイケティア航空情報区域(FIR)」と呼ばれる国際航空空域を飛行したということです。
トランプ氏、CIAにベネズエラでの作戦を許可
トランプ米大統領は、ベネズエラにおけるCIAの諜報活動を許可しました。トランプ氏は、ベネズエラへの軍事攻撃の可能性を排除していません。トランプ氏はまた、インドのモディ首相が会談時に、インドがロシアからの石油購入を停止すると確約したと語りました。
シリア暫定大統領、プーチン氏と会談
シリア暫定政府のジャウラニ大統領は、ロシア・モスクワでプーチン大統領と初めて会談し、シリアがこれまでの両国間の合意を守っていることを強調し、シリア南部でのロシア軍の再駐留を求めました。シリアをめぐっては、イスラエルがシリア南部に非武装地帯の設置を計画しており、ジャウラニ氏のロシア駐留要請はそれに対抗するためのものと思われます。