イラン外務大臣上級顧問が日本外務省外交政策局参事官と会談
7月 14, 2024 19:18 Asia/Tokyo
イランのアリーアスガル・ハージー特別政治問題担当外務大臣上級顧問が、テヘランを訪問した日本外務省の藤本健太郎総合外交政策局参事官と会談し、二国間、地域・国際分野での重要な関心事について意見を交わしました。
イラン外務省が13日土曜、発表したところによります、ハージー上級顧問は藤本参事官との会談において、「地域の情勢は、ガザ危機が解決するかにかかっている。米政府から政治、法、軍事、兵器、財政といったあらゆる面での支援を受けるシオニスト政権イスラエルの犯罪が止まない限り、平和と安定への展望を思い描くことは不可能だ」と述べました。
ハージー上級顧問と藤本参事官はこの会談で、パレスチナ・ガザの最新情勢および同地区で続くシオニスト政権イスラエルの虐殺、そしてレバノン南部、シリア、紅海各地の動向についても意見を交わしました。
また、国際体制が形成される過程を検証しながら、冷戦時代からの移行、ポスト冷戦時代からの脱却、そして現在進行中の多極的体制の形成についても話し合いました。
タグ