イラン外相、「米が真剣になれば合意は遠くない」
6月 29, 2022 15:29 Asia/Tokyo
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、対イラン制裁解除をめぐる交渉について、「我々は自らの譲れない一線に関して決して妥協しない」とした上で、「アメリカが真剣になれば、合意は遠くない」と述べました。
制裁解除をめざす交渉は、28日火曜からカタールの首都ドーハで始まりました。
ファールス通信によりますと、カスピ海沿岸諸国の外相会合に出席するためトルクメニスタンを訪れているイランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、28日火曜夜、「アメリカ側に対しては、もし(対イラン)非難決議を追求するのであれば我々は座視しないと忠告した。反対に、政治的ルートに沿って対話を追求すれば、制裁解除のための合意到達は可能で、オーストリア・ウィーンでそのことを宣言できるだろうと伝えた」と述べました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はその上で、「イランの新た核活動を合法的な形でIAEA・国際原子力機関事務局に伝えた。我々は、IAEAで出され得るいかなる決議に対しても対抗措置として、複数の遠心分離機を加速させウラン濃縮を行うこと、第二に次世代型遠心分離機を設置すること、第三に合意前に受け入れいていた国内核施設への監視カメラの設置について、監視を止めることをIAEA側に伝えた」としました。
同外相は、「我々は、良好で強固な合意に到るための用意があり、真剣である」と述べました。
また、「バイデン米大統領は様々なチャンネルを通じてイラン側にメッセージを送り、合意に到るため真剣な意志があると強調しているが、トランプ前政権時代の『最大限の圧力』政策を止めるような行動は見られない」と述べました。
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