SCO事務総長が、イラン正式加盟への期待表明
7月 17, 2022 14:53 Asia/Tokyo
SCO上海協力機構の張明事務総長が、「当機構へのイランの正式加盟の件が、ウズベキスタン・サマルカンド市で開催される次回会合において進められることを期待する」と述べました。
中国の英字紙グローバルタイムズによりますと、張明事務総長は15日金曜、ベラルーシからSCO正式加盟申請を受け取ったことを発表し、「ベラルーシ加盟のための法的手続きはまもなく始められる予定である。同様の手続きは、イランに対しても進められる」と述べました。
続けて、「正式加盟に向けたイランの責務同意書が、サマルカンドで開催予定の次回会合にて承認されることを期待する」としました。
在中国イラン大使館も数日前に、イランのSCO正式加盟は2023年4月までに最終確定するだろうと発表しています。
SCO加盟8カ国の首脳らは2021年9月17日、第21回会合においてイランの正式加盟に同意しました。
SCOは、カザフスタン、中国、キルギス、ロシア、タジキスタン、ウズベキスタンによって、2001年6月15日に中国・上海で設立されました。さらに2017年6月には、インドとパキスタンもSCOに加盟しています。