イラン最高指導者、「全ての出来事において、市民が革命の経緯の主役」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「全ての出来事において市民が革命の経緯の主役だったのであり、この事実は教訓の源として、全ての体制責任者に対し、このイラン国民に対しどう振舞うべきかを示している」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
8月 30, 2022 20:51 Asia/Tokyo
  • イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「全ての出来事において市民が革命の経緯の主役だったのであり、この事実は教訓の源として、全ての体制責任者に対し、このイラン国民に対しどう振舞うべきかを示している」と語りました。

ハーメネイー師は30日火曜、イラン大統領や閣僚との会談において、「革命中の国家の一般的な興奮」、「革命の偉大さに対する覇権主義者の驚愕」、「世界の理不尽な者たちの絶え間ない敵対」、「旧イラク独裁者サッダームの空爆に対する国と首都の無防備さ」、「全国を横行闊歩するテロリストと革命初期の情勢不安」、「革命後の歴代内閣と議会の様々な行動」、「敵に対する聖なる防衛と他の前線における国民の決定的な参加」、そして「さまざまな行進や式典における人々の賞賛に値する惜しみない参加」は、忘れてはならない事柄であり、常に社会の意識の中に生き続けるべきものだ、と述べています。

また、人々の希望と信頼を復活させることが現政権の最も重要な成果であるとし、「人々は、政府が問題に取り組み、その解決やサービス提供のために勤しんでいることを認識している。そして、この事実は、国民の希望と信頼を大幅に回復させている。とはいえ、必要な結果にはまだ達していない」としました。

そして、行政権の成功の例として、「他国の決定や行動への期待から社会を遠ざけること」、「国家に対する(他国からの)条件付けの回避」、「国内の可能性・能力の重視」を挙げました。

続けて、第13期政府が「責任を受容している」と考えているとし、政府の強みとして、「外交政策と文化の分野での優れたアプローチ」と「正義の追求、抑圧された人々への支援、貴族主義の回避と覇権主義の排斥など、革命のスローガンを強調すること」を列挙しています。

最後に、「製油所の建設」、「鉱業における価値連鎖の完成と原材料販売の防止」、「国際輸送能力の増強に不可欠な南北・東西ルートの完成と国内輸送ルートの増加」、 「かけがえのない海の利用開発」を強調するとともに、「国内にある壮大な人材や、自然的可能性の浪費を許してはならない」と結びました。

 


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