外国人旅行者のイラン遊覧
南部の遺跡ペルセポリス
9月 26, 2022 18:24 Asia/Tokyo
イラン南部にある遺跡ペルセポリスは、アケメネス朝ペルシア帝国の都の遺構で、その歴史は2500年前にさかのぼります。ペルセポリスという名称は、ギリシャ語で「ペルシャ人の都」を意味しています。
ペルセポリスは、ペルシャ語では「ジャムシード王の玉座」を意味するタフテ・ジャムシードと呼ばれています。
この建造物の建設の開始は、およそ2500年前にさかのぼっています。アケメネス朝の第3代目の王ダレイオス1世は、ファールス州・マルヴダシュトの山々の周辺での壮大な宮殿の建設を命令しましたが、ペルセポリスの邸宅と像の建設のプロセスは長い時間がかかっており、次代の王にもこれは続けられました。
この遺跡群に見られる柱、柱頭、碑文、レリーフ、宮殿および門の遺跡は、世界で最も有名な文明の痕跡の 一つとなっています。
ペルセポリスは、イラン南部ファールス州の中心都市シーラーズ近郊にあり、古代イランの壮大さの象徴かつ観光スポットの一つとなっています。
ペルセポリス遺跡群は、世界の文明史の最も重要な証拠といえるものです。このため、世界の多数の著名な学者や考古学者らがペルセポリスでの調査のために、イランを訪れています。