10月 11, 2022 17:32 Asia/Tokyo

IAEA国際原子力機関が、イラン中部ナタンズの核施設における濃縮活動に関する新たな主張を提起しました。

イルナー通信によりますと、IAEAは報告の中で、「ナタンズにある燃料濃縮施設に最近設置されたIR-6型の最新鋭遠心分離機の 3 つのカスケードの 3番目のセットが現在稼働を開始した」と表明しています。

この報告によりますと、イランは、既にこの計画について、IAEAに通知していました。

さらにこの報告では、去る8月31日に完成しなかったIR-4型遠心分離機のカスケード1基分と6基の IR-2m 型遠心分離機は、現在完全に設置されていますが、濃縮にはまだ使用されていません。

米国を筆頭とする西側諸国とシオニスト政権イスラエルは近年、イランが軍事目的での核計画を追求しているとして非難していますが、イランはこれらの主張を強く否定しています。

イランは、NPT核兵器不拡散条約の署名国の1つ、またIAEAのメンバー国として、平和目的での核技術利用の権利があることを強調しています。

さらに、IAEAの査察官はイランの核施設を何度も査察しましたが、同国の平和的な核エネルギー計画が軍事目的に逸脱していることを示す証拠を発見したことは一度もありません。

 


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