イラン大統領とイギリス首相が電話会談
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イランのローハーニー大統領が、イギリスのキャメロン首相と電話で会談し、包括的共同行動計画の実施は、経済協力を拡大するための要素だとしました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
1月 20, 2016 18:51 Asia/Tokyo
  • イランのローハーニー大統領とイギリスのキャメロン首相
    イランのローハーニー大統領とイギリスのキャメロン首相

イランのローハーニー大統領が、イギリスのキャメロン首相と電話で会談し、包括的共同行動計画の実施は、経済協力を拡大するための要素だとしました。

IRIB通信によりますと、ローハーニー大統領は、19日火曜、キャメロン首相との電話会談で、「経済協力の強化により、合意の基盤をより確かなものにすることができる。これは世界の利益になるだろう」と語りました。

さらに、「皆が努力し、核の合意を十分に実施すべきである。イランは、相手側が全ての取り決めを履行すれば、自分たちの全ての取り決めを実行するだろう」と述べました。

また、経済、文化、科学、政治の分野におけるイランとイギリスの協力拡大の必要性に触れ、「イランは、金融分野における協力、技術や資本の移転、ヨーロッパ企業の参入を歓迎している」としました。

ローハーニー大統領は、この重要な地域における情勢不安とテロの問題が解決されるよう、誰もが努力すべきだとしました。

一方のキャメロン首相もこの電話会談で、包括的共同行動計画の正式な実施に祝辞を述べ、双方がそれを正確に実施する必要性に触れ、「全ての関係国が、包括的共同行動計画の自らの取り決めを実行すべきであり、イギリスは必ず、それを行うだろう」と語りました。

また、イランとイギリスの全面的な関係における真剣な動きの必要性に触れ、「イギリス政府は、自国の金融、財政、経済面での経験や専門性のすべてをイランに委ねる用意があり、両国の政府高官の往来を拡大することで、確実に、両国の関係や協力の強化を促すことができるだろう」と述べました。