イラン革命防衛隊司令官、「対空防衛システムに対抗する極超音速弾道ミサイルを製造」
(last modified Thu, 10 Nov 2022 09:18:30 GMT )
11月 10, 2022 18:18 Asia/Tokyo

イランイスラム革命防衛隊航空宇宙部隊のハージーザーデ司令官が、最新鋭の対空防衛システムをも貫通しうる極超音速弾道ミサイルを製造したことを明らかにしました。

タスニーム通信によりますと、ハージーザーデ司令官は10日木曜、記者団に対し、あらゆる最新鋭の対空防衛システムをも貫通しこれを標的にしうる極超音速弾道ミサイルを製造したことを明らかにしています。

また、「イラン製のこの弾道ミサイルは高速であり、大気圏や大気圏外への飛行が可能だ」と述べました。

そして、「このミサイルは、敵の対ミサイル防衛システムを標的とし、ミサイルの分野における大きな世代的飛躍であり、移動時の機動性が高い」としています。

このミサイルは、非常に高速で移動しながら進路を変更することができるため、その動きの追跡や進路予測は困難です。

このタイプのミサイルのもうひとつの特徴は飛行しうる航続距離です。

新しい極超音速ミサイルの可動範囲は、亜音速ミサイルよりもはるかに大きいものですが、ICBMよりははるかに小さくなっています。

アメリカ、ロシア、中国はいずれも、これらの ICBMをうまく追跡できないのが現状です。

 


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