11月 12, 2022 16:19 Asia/Tokyo
  • イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記
    イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記

イラン司法府人権本部のガリーブアーバーディー書記が、「残念ながら今日、人権は過去のいずれの時代よりも政治化されている」と述べました。

イルナー通信によりますと、司法府国際問題担当副長官でもあるガリーブアーバーディー書記は、米ニューヨークでイランの各メディアの記者らに対し、「人権擁護の旗手を自負している国々があり、それは米国および一部の西側諸国ということになるが、彼らは自国または他の諸国で広く人権を侵害している。そのような国々は、いかなる点においても人権の旗手になる資格を持っていない」と語っています。

続けて、「最近イランのいくつかの都市で暴動が発生したことに乗じて、西側諸国は再びイランの人々の権利の支持を叫び始めた。しかし、その同じイランの人々数百万人の暮らしが、米国の一方的な制裁によって深刻な影響を受けている」と説明しています。

そのうえで、「新型コロナウイルスが感染拡大した当初、違法で圧政的な一方的制裁および、金融機関を通じた国際送金の禁止により、ワクチンや医薬品が不足して数千人ものイラン人が命を落とした」と指摘しました。

そして、「現在ヨーロッパ諸国やアメリカに居住し西側で安全かつ楽な暮らしを送るテロリストらにより行われた作戦で、これまでにイラン市民1万7000人が犠牲になっている」として、「これらの欧米諸国が一体どうして、イランの人々の人権を支持するなどと主張しているのか?」と疑問を投げかけました。

 


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