テロ行為に訴えるイランの敵、今回は南西部と中部
(last modified Thu, 17 Nov 2022 10:56:48 GMT )
11月 17, 2022 19:56 Asia/Tokyo
  • イラン南西部フーゼスターン州イゼ郡のテロを行い
    イラン南西部フーゼスターン州イゼ郡のテロを行い

敵は、イラン南西部フーゼスターン州イゼ郡と中部イスファハーン市で2つのテロを行い、多くの市民と治安部隊隊員を殉教させました。

イラン時間16日水曜夜、オートバイに乗った2人の人物がイゼ郡の住民を銃撃し、7 人が殉教、10 人が負傷しました。また同日夜、イスファハーンでオートバイ に乗った2人の人物が治安守備隊に向けてテロ攻撃を行い、これにより2人の隊員が殉教、8 人が負傷しています。

これらのテロ行為は、反対体制派とそのメディアがイランの全ての都市での抗議行動と暴動を呼びかけている中で発生しました。多くの暴徒が政府・公共施設を襲撃、これらの施設や市民の財産を損壊しています。

混乱や恐怖心の扇動は、米国やシオニスト政権イスラエルを含む敵がイランと長年対峙する際の方策の1 つですが、ここ数週間、敵はすべての政治力とメディアの可能性を使ってイラン国内での抗議行動、騒乱や暴動を激化を煽ってきました。13 人の殉教者を出した 先月26日の南部ファールス州シーラーズ市にあるシャーチェラーグ聖廟に対するテロ攻撃も、敵の同じ目標に沿って実行されたものです。

シャーチェラーグ聖廟に対するテロ攻撃

同時に、イラン国内の複数の地域での騒乱と情勢不安の発生は、敵とこれに属するテロ組織がその状況を利用してテロ作戦を実行し、その結果国内の混乱と情勢不安を扇動する機会となっています。もっとも、イランの情報・治安機関は先月、事前に仕組まれたいくつかのテロ作戦を未然に防ぎました。

イランの国民と政府側治安部隊に対する暴動やテロ作戦は、敵が、イランの孤立化し、不当な要求に屈服させることに失敗した後、離間の策に頼り、情勢不安を煽り、暴力とテロの拡散に訴えていることを示しています。

 


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