イラン保健大臣、国連に、アフガン難民の医療保険への支援を要請
6月 18, 2016 21:46 Asia/Tokyo
イランのガーズィーザーデハーシェミー保健医療教育大臣が、国連難民高等弁務官事務所に、アフガン難民の医療保険への支援を求めました。
イスナー通信によりますと、ガーズィーザーデハーシェミー大臣は、18日土曜、国連のグランディ難民高等弁務官とテヘランで会談し、「難民は、多くの問題に直面している。とはいえ、受入国にも多くの負担が強いられる」と語りました。
また、「イランは難民に多くの支援を提供しているが、それでもなお、彼らは困難な生活を強いられている」としました。
さらに、「今日、中東地域で難民になっている人々は、自分たちのせいでそのような状況に陥ったわけではない。特に、アフガニスタンの人々は、40年もの間、多くの苦難を抱えてきたが、残念ながら、国際社会は事実を見て見ぬふりをしている」と語りました。
ガーズィーザーデハーシェミー大臣は、「残念ながら、国際機関や支援を義務とする人権団体は機能しておらず、防止策にはほとんど注目を寄せていない。反対に世界の大国は、地域諸国で情勢不安や混乱、難民化を煽っている」と語りました。
グランディ氏は、記者会見で、「とはいえ、アフガニスタン問題は複雑であり、そのためにアフガン難民のために様々な活動を行う必要がある」と語りました。
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