イラン大統領、「政府は抗議者の声を傾聴する用意あり」
11月 23, 2022 20:05 Asia/Tokyo
イランのライースィー大統領が、同国政府として抗議者や反対派の声に耳を傾ける準備があるとし、「暴動は対話や発展を妨害することになる」と語りました。
ライースィー大統領は23日水曜の閣議にて、情勢不安を政府にとっての譲れない一線だとし、「抗議は暴動や反乱とは違う。国民は暴動に対する断固たる対応を期待している」と述べています。
また、「敵の陰謀や悪行に対抗する方法は、国民の安寧や福祉に関する事業の遅延の回避や、諸問題の解決に向けた倍の努力がなされることである」としました。
反イランテロ組織MKOモナーフェギンや、海外に拠点を置く分離主義者グループ、欺かれた国内の傭兵を含む反革命勢力は、敵国の歩兵の役割を果たし、イランに騒乱や情勢不安を引き起こしています。
イラン国内の一部都市ではこれまでに、暴徒らが人々、イランの治安部隊、警察を標的にし、死傷させています。これらの混乱により、場合によっては、南部シーラーズ、南西部イーゼ、中部イスファハーンなどのいくつかの都市で武装テロ作戦の下地ができてしまっています。
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