最高指導者による、イランの科学的な成長加速の強調
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、18日土曜夕方、大学の教授、科学者、研究者らと会談し、大学や学術機関の科学的な成長速度を上げる必要性を強調し、「若者の間にイラン・イスラム的な栄誉あるアイデンティティを作り出し、強化することは、イスラム体制が、世界において、イスラムや精神性を伴う民主主義のモデル、科学的な有力国になるために必要なことだ」と語りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 19, 2016 19:36 Asia/Tokyo
  • 最高指導者による、イランの科学的な成長加速の強調

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、18日土曜夕方、大学の教授、科学者、研究者らと会談し、大学や学術機関の科学的な成長速度を上げる必要性を強調し、「若者の間にイラン・イスラム的な栄誉あるアイデンティティを作り出し、強化することは、イスラム体制が、世界において、イスラムや精神性を伴う民主主義のモデル、科学的な有力国になるために必要なことだ」と語りました。

IRIBアミーンザーデ解説員

ハーメネイー師は、科学的な発展について、学術的な成長の速度を上げる必要性を強調し、「我々は、科学の発展において歴史的な遅れを有しているが、高い能力を持つイランの若者たちの努力とエネルギーにより、この遅れを取り戻すことができる」と語りました。また、イランが世界において学術的に優れた地位を手に入れたのは、近年の大学や学術機関の弛まぬ努力の結果だとし、「体制責任者は、学術的な発展への動きが滞るのを防ぎ、イランのニーズに沿った形で発展を加速させるように倍の努力を心がけるべきだ」と強調しました。

 

ハーメネイー師が、科学的な成長の加速を強調したのは、他国の国民を支配するための敵の手段の一つが、ソフトパワーを利用することであるためです。特に科学技術の分野における戦争は、ここ数年、イランに対して用いられてきた敵対手段のひとつです。現在、イランのイスラム革命勝利から38年近くが経過しますが、この間、イラン国民は、1980年代のイランイラク戦争、制裁、さまざまな妨害など、多くの圧力に抵抗してきました。こうした中、イランは、制裁にも拘わらず、核技術、ナノテクノロジー、ES細胞などの分野で大きな発展を遂げてきました。とはいえ、これまでの発展では十分ではありません。なぜなら、科学技術の分野における戦争に対処するためには、科学技術を高度に成長させる必要があるからです。そして、現代の世界でその成長を続けるには、技術や知識を作り出す機関の発展が不可欠です。

イランの科学的な活動は、ニーズに基づいたものであり、国家が必要とする分野への投資が必要です。これについて、イランでは、ES細胞の増殖、ナノテクノロジー、核技術など、国家が必要とする科学の分野に投資を行ってきました。その中で、科学は常に、倫理や精神性を伴うべきだということも強調しています。

イランは長い間、石油に依存してきました。この分野においても、新たな科学技術が必要であり、そのひとつは、石油関連産業の発展、石油に代わるエネルギーの導入、そして科学的な方法による富の生産です。

イランの科学分野の歴史的な遅れに注目すると、あらゆる状況において、その遅れを取り戻し、学術的な活動を継続するために、科学的な発展の速度を上げることが必要だと言えます。そのため、ハーメネイー師は、以前にも、「発展の速度を保つべきだ」と強調しました。また、ハーメネイー師が、科学や知識の分野における倍の努力、大学におけるイランの科学活動の速度の増加を強調したのも、そのような問題に基づいてのことなのです。