革命防衛隊海軍司令官、「イランは米の想定外のミサイルを保有」

イランイスラム革命防衛隊海軍のタングスィーリー司令官は、「わが国はアメリカが想像さえできないミサイルを保有している」とし、「イランが軍事演習で公開する兵器は、戦争時に使う兵器とは違うものだ」と強調しました。

ファールス通信によりますと、タングスィーリー司令官は13日火曜、「イランはこれまで44年に渡る制裁の中、大きな成果をあげてきている」とし、「イランの艦船の航行速度はアメリカ艦船の 3 倍だが、船体や設備のすべては国産のものだ」と語っています。

また、「イラン南部ペルシャ湾にある小トンブ、大トンブ、ブームーサーの三島はイラン領である」とし、「これらの三島は、イラン的アイデンティティを有しており、もし歴史を遡れば、アラブ諸国にとって形勢が不利になるだろう」と述べました。

さらに、敵の脅迫にふれ、「ペルシャ湾の湾口に当たるホルモズ海峡は、イランがそこを利用している間は通過が可能である。わが国は、この海峡を閉鎖する意向はないが、いつかホルムズ海峡がイラン船舶に対して閉鎖されれば、私たちは誰もそこを通過することを許可しない」としています。

タングスィーリー司令官はまた、「ペルシャ湾において、国際海域は存在しない。この海域は我々または、湾岸アラブ諸国に所属している。このため、地域外勢力はこの海域に居場所がない」と指摘しました。

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