12月 19, 2022 17:27 Asia/Tokyo

1で夜が最も長い「冬至」を数日後に控えた現在、テヘラン市内にある主要なホテルの1つ・ラーレホテルの一角で、「イランのチェッレ;世界の遺産」と題したイベント・展示が行われています。

冬至はイランにおいて、ヤルダーもしくはチェッレ(冬の40日間)と呼ばれ、その前夜を祝うのが古い慣習となっています。

国際通信イランプレスによりますと、先日この冬至の前夜祭・シャベヤルダーがユネスコ無形文化遺産に登録されたこと受けて、「イランのチェッレ;世界の遺産」が開かれ、同国の豊かな文化や風俗習慣に関心を持つ人々や観光客が大勢訪れています。

会場には、イランの人々が冬至の前夜に食べるスイカやザクロなどの果物、また、手織り絨毯や敷物の一種キリムを含めた、イランの各種手工芸品などが展示されています。

このイベントの会期は、今月12日から21日までの10日間となっています。

イランではこの数日、シャベヤルダー当日に家族の年長者の自宅などに集まってこの古式ゆかしい儀式を行う準備のため、多くの人々が必要な品々を買い求めようと市場に足を運んでいます。

 


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