イラン外交戦略会議議長、「核兵器は安全をもたらさず地域諸国は対話で問題解決すべき」

イラン外交戦略会議のハッラーズィー議長が、核兵器が安全をもたらさないことを強調するとともに、地域諸国に対し対話を通じた問題解決を求めました。

イラン・テヘランでは19日月曜、同国のアミールアブドッラーヒヤーン外相および、36カ国から集まった政治当局者、シンクタンクや研究機関の代表者、思想家、研究者らが出席して、第3回テヘラン対話フォーラムが開幕しました。

国際通信イランプレスによりますと、ハッラーズィー議長はこのフォーラムで行った演説で、核兵器が必ずしも安全をもたらすものだと考えていないとして、「核技術を持つことはそれ自体が抑止力であり、この点でイランの能力が示されている」と述べています。

また、核協議の進み具合にも触れ、「イランは、核合意内の責務履行に戻る準備ができている。これまでに、協議で取り上げられた多くの問題が解決されており、残るのはセーフガード問題のみである」としました。

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