イラン協議団顧問、「西側は我が国の核計画について虚言」
12月 24, 2022 20:21 Asia/Tokyo
イラン協議団のメディア顧問を務めるマランディー氏は、自国が核兵器を求めていないとしながら、「西側諸国はイランの核計画について虚偽を述べている」と強調しました。
マランディー氏は先日、ツイッターにおいて「もしイランが核兵器を求めていたら、1年前にそれを製造していただろう」としました。
そして、「西側諸国の政権はオーストリア・ウィーンで行われた核協議で、イランの核計画が”後戻りできないポイントに達しつつある”と主張していた。一方、対イラン制裁解除と米国の核合意復帰をめざす協議は、米国側の過剰な要求と現実を直視しないアプローチ、さらにヨーロッパの約束不履行のために、数ヶ月間中断状態にあるが、これに対しイラン当局者は繰り返し、自国に協議の再開と決着に向けた準備があることを表明している」と続けました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相もツイッターにおいて、ヨルダンで数日前にEUのボレル外務安全保障政策上級代表と会談したとし、「わが国は核合意の決着と圧政的な制裁の解除に向けた一歩を踏み出す用意ができているが、イラン側の合意への窓口は、永遠に開かれているわけではない」としていました。
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