イランの自然
北東部ゴレスターン州ラーミヤーン地区
12月 26, 2022 13:26 Asia/Tokyo
ラーミヤーン観光地区は、イラン北東部ゴレスターン州の中心都市ゴルガーンから76kmの地点にあり、景勝地が豊富に存在し、年間を通して国内外から数多くの観光客が訪れます。
ラーミヤーン郡に属するパーガルエ村は、ゴレスターン州東部にあり、この村の経済は、畜産業がベースとなっています。
パーガルエ村はヒルカニア森林群の中にあり、その独自の植生を有しています。針葉樹林に覆われたこの村の丘陵地帯は、ヒルカニア森林群でも最も美しい絶景の一つです。人工的開発の及んでいないパーガルエ村の美しい森林は、麗しい景観を生み出しています。
さらに、ラーミヤーン市の南10キロ、パーガルエ村の西3 キロの地点には、パシュマキー滝があります。
この滝は高さ約8メートルで、苔むした岩の間に流れ落ちていることから美しい景観をつくり出しており、ラーミャーン郡の観光スポットとなっています。
パーガルエ村の西3kmの地域には、標高2000m超の丘陵地帯があり、その上には歴史ある城塞が残っています。この城塞はマーラーンと呼ばれ、歴史を通して、一部の王朝の首都となっていました。
その中でも特に重要だったのは、パルティア王朝時代にここが夏の首都だったことが挙げられます。