イラン国会議長が、バーレーン政府に対し警告
6月 21, 2016 18:24 Asia/Tokyo
イランのラーリージャーニー国会議長がバーレーン政府に対し、同国の高位聖職者イーサー・ガーセム師への侮辱行為が問題の平和的な解決への希望を失わせることになると警告しました。
ラーリージャーニー議長は21日火曜、国会において、「バーレーンの高位聖職者からの国籍の剥奪は、同国のハリーファ政権が最後の瞬間を迎えていることを示すものだ」とし、「ハリーファ政権が20日月曜に行った措置は、人道に反した新たな犯罪である」と語りました。
また、「20日に、地域のテロ対策の中で、全ての人々の注目を集めたのは、ガーセム師に関するハリーファ政権の浅はかな挑発行為である。ハリーファ政権は、この聖職者の国籍を剥奪すれば、国内の政情不安が収束することができると思い込んでいた」と述べています。
ハリーファ政権は20日、同国のシーア派高位聖職者であるガーセム師からバーレーン国籍を剥奪しました。