1月 21, 2023 18:37 Asia/Tokyo

イラン南西部ザグロス山脈の麓に位置するチャハールマハール・バフティヤーリー州のサーマーン郡には、数多くの歴史的な橋があります。

サーマーン郡にあるこれらの歴史的な橋は、独自の建築様式を持ち、イラン中部に注ぐザーヤンデルード川のほとりの観光スポットとなっています。

同郡の住民の多くは、トルコ系カシュガーイー族です。

サーマーン郡は、ザーヤンデルード川のほとりにあることから、農業や園芸など観光客を引き付ける魅力があります。

また、クルミやアーモンドの生産地でもあります。

同郡にある歴史的な橋の中で最も重要なものは、ザマーンハーン橋です。

サファヴィー朝期にさかのぼるこの橋は、同郡の見事な観光名所の一つです。

ザマーンハーン橋は、サファヴィー朝期にカシュガーイー族の首長の 一人であったザマーンハーンの時代に建設されました。

橋の本体とアーチは、天然の岩の上に、石膏モルタルと泥レンガで造られ、また、建物の基礎も石で造られています。

ザマーンハーン橋の近くには多くのレジャー施設があり、ザーヤンデルード川を見下ろす美しい宿泊施設もあります。

 


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