2月 09, 2023 20:43 Asia/Tokyo
  • イラン原子力庁のエスラーミー長官
    イラン原子力庁のエスラーミー長官

イラン原子力庁のエスラーミー長官は、IAEA 国際原子力機関による反イラン的主張に反論し、「イランが核兵器を獲得するというのはデマだ」と述べました。

エスラーミー氏は、IAEAがイランの核計画に関する情報を漏らしたことについて、「IAEAの政治的でプロフェッショナリズムに欠けた行為により、核合意の極秘情報を漏らしたことは遺憾だ」と述べました。

エスラーミー氏はロシア・スプートニク通信の取材に対し、「IAEAは核合意復活に反対する勢力にイランの情報を漏らしている」としました。

その上で、「イランが核兵器を獲得しようとしているというのは敵のデマである」と述べました。

エスラーミー氏は「イランの核技術の成果は、医療、環境、産業の分野におけるものである」としました。

そして、「イラン国会が可決した法律にもとづき、イランが行うウラン濃縮は平和目的のもので、イランは常にNPT核拡散防止条約を遵守し続ける」と述べました。

そして、「対イラン制裁解除を定めた核合意は、イランが核兵器を製造するという根拠のない主張に使われがちだが、核合意当事国の欧米は自らの責務を果たしていない」と述べました。


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