イランと中国が、二国間取引における米ドル排除に合意

イラン中央銀行のモッラーキャリーミー国際業務担当副総裁が、「わが国と中国は、ニ国間取引で自国の通貨を利用することで合意した」と発表しました。

ファールス通信によりますと、モッラキャリーミー副総裁は20日月曜、記者団に対し、最近イラン大統領が行った中国訪問において、両国の間で銀行関連の合意が締結されたと説明し、「この合意により、ニ国の通商取引からの米ドル排除が行われることになった」と述べました。

また、「イランの各銀行の金融メッセージシステムと、ロシアを含む一部取引諸国の銀行との接続も行われつつある。もはやロシアとは、金融メッセージを送るのにSWIFT国際銀行間通信協会決済ネットワークシステムを利用する必要がない」と説明しました。

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