イランが世界で11番目の自動車生産国に

イランの自動車産業は2022年、前年比で8位順位を上げて世界で11番目の自動車生産国となりました。

IRIB通信によりますと、欧州自動車工業会は報告で、2022年に全世界で6800万台以上の自動車が生産され、2021年と比較して7.9%増加したことを発表しました。

この報告はさらに、2022年にイランの自動車産業において増産がみられ、前年から8ランク世界順位を上昇させたとしました。

また、イランの自動車産業は2021年に97万9969台生産したのに対し、2022年には108万5008台となり、10.8%生産を増加させたと指摘しました。

アメリカが新たな制裁を課した後にイランの自動車産業が100万台を越える生産を達成したのは、同年が初めてとなります。

現在、イランで生産されている車のほとんどは一から生産されたものであり、輸入部品で組み立てを行っているのは同国の自動車産業のごく一部であることは、注目すべき点です。これは、イランの自動車産業の成長および自給自足を示すものであり、制裁という厳しい状況下でもイランは、自給自足と国内化により自動車生産と流通量を増やすことができました。

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