各国が、イラン・サウジの国交再開を大々的に歓迎
イランとサウジアラビアの国交再開合意が、各国から広く歓迎されています。
中国・北京でのイランとサウジの高官による会談を経て、両国は10日金曜、7年ぶりに外交関係を正常化することで合意しました。
両国間の合意に基づき、イラン・サウジ両外相は今後2か月以内に会談を行い、互いの大使の派遣、相手国にある自国大使館の再開、国交再開に向けたその他の要件を整えることになります。
7年間の中断を経てのイランとサウジの二国間関係正常化は、ライースィー・イラン大統領が先日行った中国訪問中に、両国間合意が結ばれる傍らで、中国側からの提案の1つとして示されていました。
2016年1月3日、テヘランにあるサウジ大使館とイラン北東部マシュハドにあるサウジ領事館が複数の者らに襲撃されたことを口実として、サウジはイランと一方的に断交しました。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は、「わが国とサウジアラビアの関係が正常化されることで、両国や地域、イスラム世界に大きな可能性がもたらされる」と語っています。
ファールス通信によりますと、ファイサル・サウジ外相は10日金曜、「わが国の対イラン関係は、政治的解決を支持するという我々の見解に基づくものだ」と述べています。
また、「地域諸国は運命共同体であり、それが我々が手を携えて繁栄モデルを構築することにつながる」としました。
今回のイラン・サウジの国交再開についてはOICイスラム協力機構、アラブ議会、中国、カタール、オマーン、トルコ、UAEアラブ首長国連邦に近い南イエメン暫定評議会、イエメンのシーア派組織アンサーロッラー、バーレーン、ヨルダン、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマス、レバノン、イラク、レバノンのシーア派組織ヒズボッラー、パキスタン、アフガニスタン、キューバ、国連事務総長が歓迎の意を表明しています。
アメリカは、イラン・サウジ間のこの合意に対する最初の反応として、両国の外交関係の正常化に関する報告を承知していると発表しました。
一方で、シオニスト政権イスラエル議会・クネセトの外交・安全保障委員会の責任者であるユリ・エーデルシュタイン氏は、イラン・サウジ間の国交再開合意はイスラエルにとって非常に悪いことだと強調しました。


