駐イラン中国大使、「我が国は西アジアの平和と安定求める」
(last modified Wed, 15 Mar 2023 11:33:16 GMT )
3月 15, 2023 20:33 Asia/Tokyo
  • イランに駐在する中国の常華大使
    イランに駐在する中国の常華大使

イランに駐在する中国の常華大使が、「我が国は常に、西アジア地域を含む世界中で平和や安定を促進したいと考えている」と述べました。

常華大使は15日水曜、イルナー通信が独占的に報じた談話において、中国の仲介によりイランとサウジアラビアが関係正常化合意に達したことに触れ、「これは、世界が多くの困難に直面している中で地域にとっての重要な勝利となった」としました。

また、「我が国は、中東(=西アジア)において個別の利益は何もない。また、同地域のすべての国々の立場を尊重してもいる」と続けました。

さらに、この合意に満足しているとしながら、「我が国は、同地域の人々が自分たちの発展の道を他に依拠せず深めていくことを、継続的に手助けしている。また、これらの諸国が戦略的独立を維持して連帯を強化し、外国の干渉から離れて共に平和・安全・安定を推し進められるよう支えてもいる」と指摘しました。

そのうえで、「中国は常に、安全と安定を広めて発展や繁栄に協力し、この地域の連帯と独立性・自己形成を強化したいと考えている」としました。

イランとサウジアラビアは今月11日、中国・北京で交渉を行い、7年ぶりに外交関係を正常化することで合意しています。

 


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