イラン旅行が中国人観光客に好評

中国で新型コロナウイルス制限の緩和・解除にともない、団体旅行が解禁され、同国の観光客にイラン旅行が好評を得ています。

中国は１５日水曜から、イラン、ネパール、ベトナム、フランス、スペイン、イタリア、ジョージア、アゼルバイジャン、ブラジルなどを含む４０カ国の行き先について、中国人の団体旅行を解禁しました。

新型コロナウイルス制限の緩和・解除後、団体旅行の解禁は２度目で、１度目は先月６日、２０カ国の渡航先を対象に解禁されていました。

中国紙・環球時報は１７日金曜、新型コロナ関連の制限解除後、中国人の旅行数が増えていると報じ、そのうちの多くがイランへの旅行に興味を持っていると伝えました。

団体旅行の解禁後、イランが旅行先として人気が高まっていることに、中国の旅行代理店も驚いています。

ある旅行代理店従業員は環球時報の取材に、「２万９８００元（約４３３３ドル）の１３日間のイラン・ツアーがわずか１日で売り切れた」と語ります。

他の代理店でもイラン・ツアーがまたたく間に売り切れるということで、中には１０日間のツアーが半日で売り切れたところもあります。

イランに旅行したいと思っているある北京市民は、「イランには豊かな文化がある。食事や風景など誇るべきものがある上、中国の文化とは全く異なっている」と語りました。

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