イラン外相が、ウクライナの領土保全を強調
-
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、スイスのイグナツィオ・カシス外相と電話会談し、ウクライナの領土保全の必要性を強調しました。
イルナー通信が23日木曜伝えたところによりますと、両外相はこの電話会談で二国間や地域、世界の最重要課題について意見交換を行いました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの中で、イランの原則的な政策はウクライナを含む各国の領土保全の必要性だとして、「イランは戦争の継続に反対である。それゆえ危機打開のためあらゆる支援を行う用意がある」と述べました。
一方、カシス外相はまず、イランの新年・ノウルーズとラマザーン月の到来に際して、イラン政府および国民に祝意を述べました。
また、イランとサウジアラビアの外交関係回復について、地域の平和と安定にとって転換点となるとの認識を示しました。
そして、イランがウクライナの平和確立を支援するとしていることを歓迎しました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は、オーストリアのシャレンベルク外相とも電話会談し、対イラン制裁解除のためのウィーン協議を主催したことに謝意を表明し、オーストリアが状況を的確に理解し建設的なイニシアティブをとってきたことを歓迎しました。
ウクライナ戦争については、停戦プロセスの加速に希望を示した上で、「最高指導者が述べたように、イランがウクライナ戦争に関与しているということは一切ない」と述べました。
その上で、「ウクライナに対しては、イランがこの戦争でロシアに無人機を提供しているという主張について明確な証拠を出すよう繰り返し求めている」と述べました。
これに対しシャレンベルク外相は、ノウルーズの到来に祝意を表明した上で、イランとサウジアラビアの外交関係回復を歓迎し、これを地域における緊張緩和の一歩だとしました。
一方、イランと欧州の関係が悪化していることについては遺憾の意を示し、今後障害が除去され、この関係に前向きな動きが出てくることに期待感を示しました。


