3月 28, 2023 17:10 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が「わが国の国会において、核協議における期限設定案が検討されており、この問題に関する交渉の窓口が永久に開かれていることはないだろう」と語りました。

核協議は、オーストリア・ウィーンでの数か月にわたる集中的な交渉の後、核合意に違反する当事国としての米国がイランの正当な要求と、安定した信頼できる合意成立のための要件を受け入れる場合、最終的な妥結に至る段階に達しました。

ウィーンでの協議の経緯から、米ホワイトハウスが内部問題やシオニスト政権イスラエルからの圧力のために核合意復帰を決定する力がなく、このことからアメリカはイランに対する偽りの期限設定や責任転嫁といった戦術に訴えてきたことが判明しています。

イランは、制裁解除交渉における自らの最も中軸的な要求として、制裁解除の検証確認および、核合意の恒久性の保障確約、そしてIAEA国際原子力機関の保障措置関連の主張の取り消しを提起しています。

これに関して、IRIB通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はカタール国営通信アルジャジーラとのインタビューで、「イラン国会では核協議における期限設定に関する草案が検討中である」とし、「この問題に関する協議の窓口は、いつまでも開かれたままにはならないだろう」と語りました。

また、「イランは、IAEAとの協力を遵守している」と述べています。

そして、「カタールは常に正当な道を歩んでおり、イラン・アメリカ間の囚人交換協議および核協議において、プラスの役割を果たしてきている」としました。

 


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