在サウジ・イラン大使館が7年ぶりに再開

ロイター通信が、サウジアラビア首都リヤドにあるイラン大使館が7年ぶりに再開したと報じました。

在サウジ・イラン大使館は、サウジがイランと断交した2016年以来、閉鎖されていました。

しかし両国は先月、中国の仲介により国交を再開することで合意し、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とサウジのファイサル外相が今月6日、中国・北京で会談を行いました。

これに関して、ロイター通信は「在リヤドのイラン大使館が7年ぶりに再開された」と報じました。

ロイター通信はまた、目撃者の証言として「イラン大使館の建物の点検班が到着するとともに、この建物の重い扉が開かれた」と報じています。

イラン外務省のキャンアーニー報道官も12日水曜、「両国の正式な国交、政治代表および領事館の外交活動の再開という、イラン・サウジ間合意が実施される中、イランの技術代表団がリヤドに到着し、サウジ当局者の歓迎を受けた」と表明しました。

また、「今月8日にイランに到着したサウジ側技術代表団は、13日木曜に北東部マシュハドに向けて出発し、サウジ領事館を再開する見込みである」としています。

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