May 06, 2023 16:39 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記
    イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、シオニスト政権イスラエルに関するアメリカのサリバン国家安全保障問題担当大統領補佐官の告白に反応し、「イランの国民および核施設に対する同政権のあらゆるテロ行為は、米国に責任がある」と述べました。

サリバン大統領補佐官は5日金曜、イランの平和的核計画について根拠のない主張を行い、「我が国のバイデン大統領は、イランが『核兵器』を手に入れるべきでないと強調している」と述べました。

また、シオニスト政権イスラエルへの支持を強調しました。

このような中、シャムハーニー書記はサリバン氏の発言への反応としてツイッターで、「イランが核爆弾を製造する際には、米国はそれに対抗できるようなイスラエルの行動の自由を正式に認めるだろう」としたサリバン氏の発言に触れ、「このような告白は、これまでにシオニスト政権がイランの国民および核施設に対して行ったあらゆるテロ行為の責任が米国にあり、今後の行動においても同様であることを意味している。(米国は)確実にこれに対する結果を受け入れる必要がある」としました。

サリバン氏は5日未明、米ワシントンのシンクタンクにおいても、シオニスト政権に対するアメリカの約束が破られることはないと発言しました。

さらに、イランの核開発計画が著しく拡大しており、地域や世界、中でも自国の安全保障にとって実に脅威であるとしました。

サリバン氏あイランの核計画に関しこのような主張を提起している一方で、イラン当局者らは自国の基本原則に核兵器は入っていないと繰り返し表明しています。

 


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