May 09, 2023 15:27 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とジョゼップ・ボレルEU外務安全保障政策上級代表(アーカイブ写真)
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とジョゼップ・ボレルEU外務安全保障政策上級代表(アーカイブ写真)

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相とジョゼップ・ボレルEU外務安全保障政策上級代表が電話会談を行い、イラン・ヨーロッパ関係やウクライナに関連する最新の動向について議論しました。

イルナー通信によりますと アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの会談において、自国がヨーロッパ側と行った最新の会談に言及して、「我々は、相手側が前向きな一歩を進める方向にあるという印象を抱いた」と述べました。

続けて、「我が国は常に建設的なイニシアチブを歓迎している」としました。

一方、最近イランで行われたテロリストの処刑に関するボレル上級代表の発言に答えながら、「一部のヨーロッパ当局者は、テロへの対峙に確固とした決意を示さず、残念なことにそれに代わって、介入主義的な立場を取りテロという招かれざる事象の拡大を助長している」と指摘しました。

この会談ではボレル上級代表も、イランと国際原子力機関が行っている協力を歓迎し、「この協力が継続されることは有益でプラスに働く」と評価しました。

その上で、「核合意はEUにとって重要なものである。我々は、全関係者が核合意に戻るよう、懸命に取り組んでいる」と述べました。

また、イランとサウジアラビアの関係正常化について触れ、「これは地域の安定強化に向けた重要な一歩である」としました。

両者はさらに、ウクライナの最新情勢についても話し合いました。

 


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