イランが来期国連総会の副議長国に

イランが、今年9月より始まる国連の来期第78回総会で副議長5カ国の一国に選ばれたほか、総会軍縮委員会の委員および報告者を務めることになりました。

イルナー通信によりますと、11日木曜に米ニューヨークで開かれた国連総会において、イラン国連大使が来期第78回総会の副議長国に選出されました。

これによりイランは、国連の5つの地域グループのうちアジア太平洋グループの副議長を務めることが決まりました。

選出された国連総会副議長らは、総会の運営・管理に加えて、安保理常任理事5カ国とともに、総会における優先事項の順位付けを行います。

国連総会はまた、イランを総会軍縮委員会の報告者および委員に任命しました。

今回の選出の一方、国連アメリカ政府代表部はこの数週間、イランのこれらのポストへの就任を阻止するために、幅広い外交努力を行っていました。

しかし、その努力が失敗して来期の国連総会副議長国にイランが選出された後、アメリカとシオニスト政権イスラエルの国連代表者は怒りや不満を隠すことができずに、イランの核・ミサイル計画について根拠のない非難を繰り返しながら、この選出について抗議しました。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。