真実を国際世論に聞かれたくないトランプ米政権;イラン大統領メディア班へのビザ発給を拒否
9月 23, 2025 19:00 Asia/Tokyo
-
ドナルド・トランプ米大統領
アメリカ政府が、イラン大統領に同行する広報・メディア班メンバーの大半に対し、この国連加盟国の大統による米ニューヨークへの渡航および国連総会出席の取材を目的としたビザ発給を拒否しました。
アメリカ政府は常に「表現の自由と情報の自由な流通を支持する」と主張してきた一方で、イラン大統領に同行するメディア・情報チームの大半に対し、同大統領のニューヨーク訪問と国連総会出席の取材を目的としたビザ発給を拒否しました。
【ParsTodayイラン国際】ファールス通信によりますと、この制限決定により、イランのメディア関係者は例年とは異なり、わずか2名しかビザを取得できず、大統領の渡航に関する大量のニュースと計画の報道責務を担当することになると見られます。
アメリカがこのような行動に出たのは、各国首脳の日程を完全取材すべくジャーナリストやメディア代表者の存在・同行が国連総会中の任務の不可欠な業務となっている時期のことです。
イランのメディア班がこの国際的イベントから締め出されたことは、イランに対するアメリカの政治的かつ差別的な行動のもう一つの表れであり、メディアの自由という主張や国連の原則の順守とは明らかに矛盾した行動だと言えます。
タグ