シリア領空でのイラン旅客機に対する米戦闘機のテロから3年が経過
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23日月曜は、シリア領空でアメリカ軍戦闘機がイランの旅客機をテロ撃墜した事件の3周年記念日に当たります。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
7月 25, 2023 20:36 Asia/Tokyo

23日月曜は、シリア領空でアメリカ軍戦闘機がイランの旅客機をテロ撃墜した事件の3周年記念日に当たります。

2020年7月23日、乗客149名・乗務員15名を乗せたイラン・マーハーン航空の旅客機は、テヘランのイマーム・ホメイニ国際空港からレバノンのベイルートへのフライトの途上、シリア上空において、CENTCOMアメリカ中央軍所属のF-15戦闘機2機が、破壊も辞さないかたちで同旅客機に異常接近するという、テロ的行為に出ました。

マーハーン航空のパイロットは、米軍戦闘機がテロ攻撃におよぶのを阻止しようと、機体を緊急降下させたために、このテロ攻撃は失敗に終わりましたが、このアメリカの戦闘機の行為により、機内にいた乗客1人が殉教した他、乗客・乗組員計15人が重傷となりました。

同便に搭乗していた全乗客は負傷から回復した後に、アメリカ政府とこのテロ行為に関与した13の個人・団体を相手取った告訴状を提出しました。

国際民間航空条約(通称:シカゴ条約)、国際航空運送についてのある規則の統一に関する条約(通称:モントリオール条約)、その他の国際諸法に基づけば、各国の航空機に対してはいかなる意図的な軍事行為に出ることも禁じられています。

 


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