在ウィーン国際機関ロシア代表「IAEA理事会で対イラン決議を採択なしい」
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在オーストリア・ウィーン国際機関のウリヤノフ・ロシア常駐代表は、「開催予定のIAEA理事会でイラン関連決議が採択されないと思われる」としました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
9月 11, 2023 22:20 Asia/Tokyo
  • IAEA理事会会合
    IAEA理事会会合

在オーストリア・ウィーン国際機関のウリヤノフ・ロシア常駐代表は、「開催予定のIAEA理事会でイラン関連決議が採択されないと思われる」としました。

ウリヤノフ代表は今月のIAEA理事会を目前に、「IAEA理事会で対イラン決議を承認しようとする試みはこれまで一度も実際的な意味をなさなかったし、今後も決して現実的な意味を持たないことが経験から示されている」と述べました。

また、「イランとの核合意に代わる実質的な選択肢はない」と強調し、「IAEA理事会の会合では、米国の声明のほか、欧州トロイカたる英独仏や欧州連合からの集団的介入も期待できる」と語っています。

さらに、「遺憾ながら、IAEA事務局長のイラン関連の報告が常に公共の場に漏洩しているのは事実である」と指摘しました。

加えて、制裁解除交渉におけるイランの建設的なアプローチに対する西側諸国の妨害に言及し、「過去1年間、イラン側はこれらの交渉を成功させる用意があると繰り返し発表してきた。我々は、イランの立場を非常に高く評価している」と述べています。

そして最後に、「対イラン制裁解除交渉での合意成立は、安全保障分野におけるすべての参加国とペルシャ湾岸地域の利益となる」と結びました。

 


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