イラン最高指導者「地域でのイランの精神的存在に米が困惑」
9月 20, 2023 20:35 Asia/Tokyo
イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、西アジア及び諸外国におけるイランの精神的な存在はアメリカを困惑させているとしました。
ハーメネイー師は20日水曜、80年代のイラン・イラク戦争(=聖なる防衛)の殉教者の遺族やこの分野で活動する芸術家や作家らとの会談で、「聖なる防衛により、抵抗の活動領域が拡大され、今日、抵抗という要素が地域で定着している」としました。
また、「イランは地域諸国には軍事基地を設置していないが、精神的に進出していおり、この進出にアメリカや一部の国が苦しめられている」と述べました。
さらに、イラン・イラク戦争時、世界の大半の国がイラク側を支持したとし、「アメリカ、ヨーロッパ諸国、そして東側など当時の大国の多くがそれぞれ独自の形でイラン・イスラム革命に対する戦争に加わった」と述べました。
その上で、イラン国民の行動が東アジアやアフリカ南米諸国などの遠い地域の諸国にも影響を与え、模範となっていると強調しました。
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