10月 04, 2023 18:40 Asia/Tokyo
  • イラン石油
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OPEC・石油輸出国機構の先月の統計から、アメリカの制裁にもかかわらずイランの産油量が2018年以降で最高水準に達したことがわかりました。

IRIB​通信によりますと、OPECは今年9月、日量で前月より12万バレル多い2773万バレルの石油を生産しました。

OPECの報告ではさらに、イランの石油生産が2カ月連続で増加し、日量315万バレルになったことが示されました。

この生産量は、アメリカがイランに対する制裁を再発動した2018年以降で最大となります。

一方、サウジアラビアは価格低下を防ぐために日量100万バレルの自主的減産を延長したため、8月と9月の生産量は日量約900万バレルにとどまりました。

このほか、イラクとアラブ首長国連邦が生産量をわずかに増やしたものの、アンゴラが輸出減少のため、日量5万バレルとOPEC内で最も生産を減らしました。

OPEC加盟国とロシアなどの非加盟主要産油国で構成されるOPECプラスは、石油市場を守るため2022年から減産を実施しています。

 


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