世銀と国際通貨基金が、イランの経済成長を報告
10月 07, 2023 19:37 Asia/Tokyo
世界銀行は報告の中で、イランの今年の経済成長率が、西アジア・北アフリカ地域の平均の2倍にあたる4.1%に達するとの見通しを示しました。
タスニーム通信によりますと、世界銀行は報告の中で、今年の西アジア・北アフリカ地域の経済成長率を1.9%と予測しました。
ただしイランについては、その約2倍にあたる4.1%の成長になると予測しました。ちなみに同国の昨年の経済成長率は3.8%でした。
また、サウジアラビアについては、今年のうちに経済が後退局面に入り、成長率はマイナス0.9%になるとの予測を示しました。
この報告はこのほかにも、イランのインフレ率が減少すると予測し、昨年46.5%だった数値が今年は42.6%になるとしました。
一方、IMF・国際通貨基金は、2028年にイランの周辺諸国を含む世界145カ国が、エネルギー不足により財政赤字に陥ると予測しました。
しかしイラン財政については、2028年に70億ドルの黒字になることが見込まれており、天然資源やエネルギーインフラと併せてこの分野における同国の力を高めることになるだろうとしています。
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