イラン合同参謀本部議長、「パレスチナ抵抗軍の作戦はイスラエルが張子の虎であることを証明」
イラン合同参謀本部のバーゲリー議長がメッセージの中で、シオニスト占領政権イスラエルに対するパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの堂々たる作戦に祝意を示し、「この度のパレスチナ抵抗組織による『アクサ―の嵐』作戦は、改めてイスラエルという存在が張子の虎であることを証明した」と語りました。
タスニーム通信によりますと、バーゲリー議長はこのメッセージとともに「パレスチナの抵抗戦士たちは、イスラエル軍の拠点に対し空、海、陸から行なったこの奇襲作戦において、苦しみ抑圧されている一つの国民の抵抗の輝かしい場面を演出した」と述べています。
パレスチナ抵抗勢力の戦士たちは7日土曜、イスラエル占領地にあるシオニスト軍の拠点に対して、南側のガザから独自の包括的作戦「アクサーの嵐」を開始しました。この作戦は、75年にわたるシオニスト政権の強奪・占領期間の中でも初めての大規模なもので、シオニストらに大きな打撃を与えています。
シオニスト政権の保健省は8日日曜、今回のパレスチナ人の作戦により、これまでにシオニスト350人が死亡したほか、1,590人以上が負傷し、また負傷者のうち293人が重体となっていると発表しました。
バーゲリー議長はまた、「かつて投石による対イスラエル抵抗運動・インティファーダがパレスチナ国民の唯一の防衛手段であったとすれば、今日ではパレスチナ戦闘員は力を増して、複雑な複合作戦により、数千発のロケット弾やミサイルを発射してシオニストという敵に大打撃を与えることができた」としました。
そして、「『アクサーの嵐』作戦は、シオニスト政権崩壊の悪夢をこの政権の指導者らにとって確実なものとせしめ、関係正常化プロセスといった愚鈍な芝居などの無駄な努力では蜘蛛の巣のごとき脆い政権の衰退・崩壊を減速・遅延させられないことを証明した」と語っています。
バーゲリー議長は最後に、「パレスチナの若人らがシオニストという敵の占領からアクサーモスクを解放する時は決してそう遠くない」と強調しました。