イラン外務省報道官、「イスラエル敗北の声が世界中に届いた」
(last modified Wed, 11 Oct 2023 09:08:19 GMT )
10月 11, 2023 18:08 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、シオニスト政権イスラエルによる攻撃でジャーナリストらが殺害されても、同政権の「取り返しのつかない敗北」の露呈は避けられないとし、「シオニスト政権という砂上の楼閣はかつてないほど揺らいでいる。その軍事・情報面での失態・敗北の声は世界中の耳に届いている」と述べました。

パレスチナ・メディアは10日火曜未明、イスラエル軍がパレスチナ・ガザ地区にあるジャーナリストらが滞在するビルを空爆したと報じました。

地元筋によると、この空爆により複数のジャーナリストが殉教・負傷しました。

イスラエル軍の戦闘機は10日、自軍によるパレスチナ攻撃関連のニュースの拡散を防ぐため、ガザにあるアルアーラム・チャンネルの事務所の入ったビルも空爆しました。

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、X(旧ツイッター)への投稿で、「シオニスト政権によるガザの封鎖や電気・水道の遮断、民家や医療施設への空爆、白リン弾の使用は、同政権によるパレスチナ人への戦争犯罪の一例である」と記しました。

キャンアーニー氏はその上で、「パレスチナ人は決して降伏しない」とし、「国際社会や国連、人権団体は、シオニスト政権およびその支援勢力による戦争犯罪の継続を阻止し、犯罪者を罰する責任を負う」としました。

7日にパレスチナ・イスラム抵抗運動「ハマス」が実行した「アクサーの嵐」作戦への報復として、シオニスト政権イスラエルはガザへの攻撃を開始し、現在も続いています。

イスラエル軍によるガザ攻撃継続と同時に、パレスチナ保健省は最新の統計を発表し、ガザ攻撃で少なくとも950人のパレスチナ人が殉教、5000人が負傷したとしています。

また、イスラエル戦闘機による再三のガザ空爆で住宅1万3000戸以上、医療施設10カ所、学校48校が被害を受けました。

 


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