10月 11, 2023 19:29 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のキャンアーニー報道官
    イラン外務省のキャンアーニー報道官

イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ペルシャ湾岸協力会議とEUの外相らの合同会合の声明の中で提起された主張内容を否定するとともに、「イランの軍事・防衛力は、イランの抑止力の向上や国家安全保障の維持及び、地域の安定の強化に沿ったものだ」としました。

オマーンの首都マスカットで開催されていたペルシャ湾岸協力会議とEUによる第27回合同会合は10日火曜、声明を出し、終了しました。

この会議の声明では、イランの平和的核計画に対する根拠のない主張が繰り返され、「IAEA国際原子力機関とのイランの完全な協力を求める」としています。

キャンアーニー報道官は11日水曜、この声明に反応し、「外交と協議の継続は、共同の利益及びこの地域の安全や安定の強化のための最良ルートである」と語りました。

また、「わが国はテロとの真の戦いや、海上保安の強化において治安をもたらす役割を果たしている」としました。

同報道官はさらに、イランの防衛力や平和的核活動を巡る諸問題に触れ、「イランは常に、義務と権利の枠組みで国際法や責務を順守・履行しており、包括的保障措置協定に則ってIAEAとの協力を継続している」と述べました。

 


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