イラン大統領が50カ国の首脳に書簡を送付、「イスラエルにガザでの犯罪停止を迫るべき」
11月 20, 2023 22:17 Asia/Tokyo
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ライースィー・イラン大統領
ライースィー・イラン大統領は50カ国の首脳に宛てた書簡において、パレスチナ・ガザ地区での犯罪阻止に向け、経済・政治的手段を通じてシオニスト政権イスラエルに圧力をかけるべく、自由なる独立諸国の一致団結を呼び掛けました。
ガザ地区で身を守る術を持たないパレスチナ被抑圧民に対するイスラエルの犯罪の継続を受けて、ライースィー大統領はロシア、中国、トルコ、カザフスタン、南アフリカ、ケニア、ヨルダンを含む50カ国の首脳に書簡を送付し、過去45日間、ガザ地区で1万2000人以上を殉教に至らしめ、同地区のインフラを破壊したというイスラエルの残忍な行為に言及し、「自由を愛する独立諸国、特にイスラム諸国には、外交・経済分野において、一貫した統一的アプローチにより、イスラエル占領政権に圧力をかけつつ、民間人の殺害とガザ包囲というこの政権の犯罪の阻止の基盤を整えることが期待されている」と述べています。
また、ダブルスタンダードに訴え、人道、倫理、権利の原則を意図的に無視するという一部の西側政府のアプローチを批判するとともに、独立国に対し、協力や政治・通商面での協力停止といった、圧力行使のための可能なあらゆる手段を駆使して、これらの犯罪を阻止する上でより顕著な役割を果たすよう求めました。
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