11月 28, 2023 19:18 Asia/Tokyo
  • アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とカシス・スイス外相
    アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とカシス・スイス外相

アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、カシス・スイス外相との電話会談で「パレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸に対する攻撃の恒久的な停止、人道封鎖の解除、人道支援の送付は世界規模での合意の対象である」と語りました。

イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの電話会談で、29日水曜に予定されている国連安保理の外相級会合の開催に触れ、「ガザとヨルダン川西岸に対する攻撃の恒久的な停止、人道封鎖の解除、医薬品、食料、燃料をはじめとした人道援助の送付、ガザとヨルダン川西岸の住民の強制移住の阻止は優先事項であり、これらの目標の達成に関して国際社会が意見を一致している」と述べました。

一方のカシス外相もこの電話会談で、占領地やパレスチナでの現在の状況に懸念を示すとともに、「捕虜の釈放や民間人への支援、人道物資の送付や紛争激化の阻止が大事だ」との見方を示しました。

カシス外相はまた、民間人の生命の保護や人道的権利の順守、人道的停戦を目指してスイスが実施した協議に言及し、新たな停戦ラウンドが始まるよう希望するとしています。

なお、両者はさらに、両国関係の発展の重要性を強調するとともに、二国間および地域・国際規模での協力の向上を目的とした対面による外相会談を強調しました。

 


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