イラン外務省報道官、「ガザ病院敷地内での負傷者の生き埋めに関する調査が必要」
12月 18, 2023 20:47 Asia/Tokyo
イラン外務省のキャンアーニー報道官は、ガザのカマル・アドワン病院の中庭でシオニスト政権イスラエルにより負傷者が生き埋めにされたことに関し、国際調査が必要であるとしました。
イルナー通信によりますと、キャンアーニー報道官は、SNSの個人ページにおいて、「シオニスト政権の本質および人道に反した性質は、ガザ戦争の中で、これまでにないほど明白になっている」と述べました。
キャンアーニー報道官はさらに、シオニスト政権軍によるガザ各病院の破壊に関する画像を公開しながら、「シオニスト政権軍がカマル・アドワン病院から撤退する様子を収めた画像では、一部の患者や負傷者らが、殉教者の遺体と共にイスラエル軍のブルドゥーザーによって集団で行き埋めにされる様子が写されている」とし、この件に関する国際調査を求めました。
ガザの保健当局者は、カタールの衛星テレビ・アルジャジーラとのインタビューで、「カマル・アドワン病院は完全に破壊されており、現在、医療サービスの提供は不可能となっている」としたうえで、「シオニスト政権軍は、パレスチナ人の殉教者らの遺体を大きな穴にまとめて埋めた」と語っていました。
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