ロシアのテレビ番組リポーター、「イランは夢のような国」
ロシアのテレビ番組リポーターが先日イランを訪問し、「皆がイランを訪れて、この夢のような国を間近で見るべきだ」と感想を述べました。
ロシアのTVチャンネル「マヤ・プラネタ(英語:My Planet)」の番組「ある街の一日(同:One Day in the City)」のリポーターを務め、同番組のために世界中の都市を旅しているディアナ・ジャラロワ氏は先日、スタッフらとイランを訪れ、テヘラン、イスファハーン、ゴムを回りました。
イランのアーザルバーイジャーン地方にルーツを持つジャラロワ氏は、イルナー通信とのインタビューで、「長年の夢の一つだったイランへの旅行を、ついに実現できた」としました。
また、「番組視聴者から、イラン旅行とその観光名所、同国の治安について私に多くの質問が寄せられていたために、この国に関する番組の制作を決めた」と説明しました。
その上で、イランが観光客にとって最も安全な旅行先の一つであると指摘しながら、「(旅行で訪れれば)イランという国、そしてこの国の薔薇、サフラン、独特の香辛料の香りに、誰もが魅了される」と述べました。
さらに、「テヘラン南方にある聖地ゴムへスタッフと訪れた際は、壮大なモスクやマアスーメ廟とは別に、(ゴムの土産品として有名な菓子)ソウハーンの製造現場も撮影した。独特の風味があるソウハーンは、土産品としても素晴らしいもので、それが作られる工程を、ロシアの人々に伝えるよう努めた」としました。
そして、「イランは、壮大かつ非常に豊かな文明を持つ国であり、イランの人々も、独自の文化と道徳的価値観を持っている。それがこの国への旅行で最も魅力的に映る部分であり、すべての旅行者にとってインスピレーションを与えうることは、皆が知っている事実だ」と述べました。
ジャラロワ氏は現在、エカテリーナ・ニコラエワ氏とともに、「ある街の一日」のテヘラン編とイスファハーン編の編集を、マヤ・プラネタで放送する26分間の番組としてそれぞれ進めています。
ロシア国営テレビ・ラジオ会社傘下のマヤ・プラネタは、旅行、歴史、科学、外国の人々などをテーマとした番組を扱う、同国の主要な教養チャンネルです。