イラン南東部ケルマーンでテロ 103人殉教・150人負傷
1月 03, 2024 23:41 Asia/Tokyo
イラン南東部ケルマーンにある革命防衛隊の故ソレイマーニー司令官の墓地近くで、2件の爆弾テロが発生し、これまでに103人が殉教、150人が負傷しました。
4年前の2020年1月3日、イラン・イスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官がイラクで殉教しました。
ソレイマーニー司令官は2020年1月3日、イラクの政府高官の公式招待により同国を訪問した際、首都バグダッド空港で米テロリスト軍の空爆により、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官及び他8人の同行者らと共に殉教しました。
あれから4年が経った今日、イラン各地から多くの人々がケルマーンにあるソレーマーニー司令官の墓地を訪れ、同司令官を追悼しました。
しかし、現地時間の昼ごろ、その墓地に至る道路で爆発音が聞こえ、地元筋はテロが発生したと報じました。
ケルマーン州の治安担当副知事もこの事実を認めました。
ファールス通信によりますと、今回のテロにより、これまでに103人が殉教、ほか150人が負傷しています。
ケルマーン医科大学附属病院の発表によりますと、この事件による負傷者のすべてが同病院に搬送され、手当てや治療を受けているということです。
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