2月 01, 2024 19:14 Asia/Tokyo
  • イラン通信衛星「マフダー」
    イラン通信衛星「マフダー」

イラン宇宙機構のサーラーリーイェ長官は、先月28日に打ち上げられたイラン国産通信衛星「マフダー」について、「現在無事に地球周回軌道に乗り、地上との通信を行っている」と述べました。

イランは28日日曜、イスラム革命勝利45周年記念を前に、打上げロケット「スィーモルグ」によって「マフダー」「ケイハーン2」「ハーテフ1」の人工衛星3基を、高度450kmの地球周回軌道に乗せることに成功しました。 

イランは、宇宙技術の獲得においてこの40年間、継続的な進歩を遂げてきました。

イランの敵は、さまざまな制裁を行使して宇宙産業をはじめとした同国の経済的・科学的進歩を阻もうと企んできましたが、そのような制限や圧力にもかかわらずイランは、多種多様な宇宙および宇宙関連の技術を獲得しています。

イランの宇宙計画が他の西アジア諸国と違う点には、国内の技術を活用し内部の能力に根差したゆるぎない計画であることが挙げられます。

イラン情報通信技術次官を兼任するサーラーリーイェ長官は、上記の人工衛星3基について「地球周回軌道に乗った当初から、地上との通信に成功しており、これらの衛星からのデータが送られてきている」と語りました。

また、マフダーについては、太陽光から稼働力を得ていると明かしました。

サーラーリーイェ長官はさらに、「イランは現在、宇宙空間において合計8基の通信運用衛星を有している」としています。

 


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