2月 01, 2024 19:19 Asia/Tokyo
  • イランのライースィー大統領
    イランのライースィー大統領

イランのライースィー大統領が、「イスラム世界の最優先課題は、パレスチナに関する事柄およびシオニスト政権イスラエルからの聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの解放である」と述べました。

IRIB通信によりますと、ライースィー大統領は31日水曜、イスラム革命勝利45年記念を前にしてイスラム共和国の創始者である故ホメイニー師の霊廟を訪問した際、「ホメイニー師はかつて、簒奪者たるシオニストが牛耳る如何様政権・イスラエルの政体は滅びる運命にあると言われた。今日の状況を見てみれば、ホメイニー師の予見の実現が刻一刻と近づいていることが分かる」と述べました。

続けて、「ホメイニー師は、覇権体制に対抗した人生を遺産として残した。この革命は現在でも、世界中で形成されてきた覇権体制に反対する姿勢を貫いており、覇権体制とシオニスト政権に対する憎悪は今日、世界中でこれまでになく高まっている」としました。

そして、「偉大なイラン国民は努力を重ねて、さまざまな分野で敵の目論見を打ち砕いてきた。それは、世界において新しい文明の吉報を伝える原則、基盤、下地が供給されているからである。その新文明の創始者がまさにホメイニー師であり、それは今や地域やイラン全域で追求されている。その文明は宗教および宗教的価値観と呼ばれており、現代の人類やその生活様式にも影響を与えうるものである」と説明しました。

一方、イラン国会および、イスラム革命最高指導者の選出を担う専門家会議の選挙が近づいていることに触れながら、「共和制を見つめて国民の意見に目を向けることが、非常に重要である」と述べました。

 


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