イラン大統領、「我が国はテロ対策と人権擁護を先導」
2月 12, 2024 16:36 Asia/Tokyo
ライースィー・イラン大統領が、パレスチナ・ガザ地区でのシオニスト政権イスラエルの行う犯罪および米による無比の対イスラエル支援に言及し、「イランこそ、テロとの戦いと人権擁護における先導役である」と語りました。
ライースィー大統領は11日日曜、テヘランで開催されたイランイスラム革命勝利45周年記念大行進の参加者らを前に、イスラエルのガザ攻撃を早急に停止する必要性を強調するとともに、「イランがパレスチナ支援を続けているのは、イラン・イスラム共和制の創始者たる故ホメイニー師が45年前に、『パレスチナはイスラム世界の第1の課題であり、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは解放されなければならない』と明言したからである」と述べました。
また、「イスラエル政権を壊滅させて同政権による犯罪行為を抑止する道は、イスラエル政権との経済関係の一切を断つことである」とし、「我が国が提案するのは、国連からのイスラエル政権追放である。国際機関が出した400もの声明、承認事項、採択決議にこれまで違反してきた政権が、どうやって国連の規約や決議を遵守できるというのだろうか」と強調しました。
そして、「わが国は、イスラム革命の恩恵により自由が保証されている」とし、「民主主義を標榜する者たちは、パレスチナ人やイエメン人の意見だけでなく、自身が治める民衆の意見も尊重していない。しかし、共和体制を基盤とするわが国のイスラム共和制は、その基準を国民の意見に置いている」と結びました。
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